sc-009 安楽島 / 鈴木 光

「安楽島」 ある家族の本当の話/他者を理解していくプロセス

ある崩壊した家族に「ヒロシ」という異質な人物が入り込むことで、家族の関係が回復していった… 作者はそのような興味深い「本当の話」を聞き、それを役者に演じさせて撮影する。シネマ・ヴェリテの手法を意識して制作した本作には、フィクションの力 によって他者を理解していくプロセスが記録されている。ドイツ滞在中に制作した短編 “Das Strahlen” *を併録。            
*ドイツ語=[光り輝く/放射線を発する]



3800円(本体価格)+ 税


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帯文より

鈴木光の作風は、まるでフィクションのように俄かには信じ難い、だが紛うかたなき事実真実を、再現形式も交えた自由で大胆なドキュメンタリー的手法で撮る、というものである。『安楽島』は、その中でも最も成功した、傑作と呼ぶべき作品である。最初にこれを観たときの驚きは忘れられない。コレって本当の話なの?思わず鈴木君に訊いてしまった程だ。勿論、ホントに本当だった。だが、この驚きは事実の力だけによるものではない。鈴木光の視線が、フィクショナルなドキュメントの力を増幅しているのだ。
 
佐々木敦(批評家)

鈴木光 SUZUKI Hikaru

1984年生まれ。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科を卒業後、情報科学芸術大学院大学(IAMAS) に入学。在学中より美術と映画の領域を横断しながらグループ展や映画祭などで精力的に発表。2012-2015年ドイツ ベルリンに滞在。平成25年度ポーラ美術振興財団在外研修員 (ベルリン) 。
シネマ・ヴェリテを今日的に再解釈した「安楽島」は 、シネドライブ 2012にて、グランプリにあたるシアターセブン賞を受賞した。

http://hikarusuzuki.tumblr.com/

『安楽島』
シネドライブ2012シアターセブン賞
第7回恵比寿映像祭 惑星で会いましょう(東京都写真美術館)
第21回映画祭 TAMA NEW WAVE ある視点部門 (東京・ベルブホール・TAMA CINEMA FORUM)
 


Publication Date: August 1, 2015
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